奈良博では26日の日曜日まで、
「糸のみほとけ」と題して繡仏の展覧会が開催されています。 その数と、技術の高さ、気の遠くなるような作業を想像して、 見ごたえある、なんて言葉を通り過ぎて、 どっしりと重たくのしかかってくるような展覧会でした。 當麻寺の綴織曼荼羅を一晩で織り上げたという中将姫の坐像がありました。 可愛らしい尼僧姿です。 繡仏の箱の多くに中将姫作と書いてあるそうで、 あの大きな曼荼羅を一晩で織り上げた中将姫なら、 全ての繍仏を作ったとしても不思議ではありませんね。 その伝説がこれらの傷みやすい繡仏たちを守ってきたのかもしれません。 新着通信を更新しました。新着通信をご希望の方はEXHIBITSのページをご覧下さい。
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