花徑
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Kakei's  Fine Japanese&Asian Art
​

2-10-1 Kyobashi, Chuo-ku, Tokyo, 104-0031 
TEL 03-3535-0733 

青春18切符の旅ー福島 (2)

1/18/2019

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遅ればせながら、本年もよろしくお願いいたします。

去年の夏の旅行の続きです。
いわき市考古資料館の後は、タクシーをで白水阿弥陀堂へ。
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瀟洒なお堂は藤原清衡の娘、徳姫の建立だそうです。
白水阿弥陀堂という名前ではあまり馴染みがなかったのですが、
願成寺という名前は、資料でよく見ていた名前でした。
堂内が修復中で入れませんでしたが、格子の外から遠くに美しい三尊像が見えました。
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灼熱のバス亭に10分もいると
​本当にこのまま煮え死んでしまいそうな暑さ、
ゆらゆらと近づいて来るバスが神々しくさえ見えた。
バスの中は私たちだけのための超クール冷房車。たすかりました。

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電車を待つ束の間、駅の食堂で軽食。磐越東線で郡山へ。
15:02 いわき発 磐越東線
17:19 郡山 (待ち時間27分)
17:46 郡山発 東北本線
18:32 福山着
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青春18切符の旅ー福島 (1)

11/28/2018

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8月の旅の目的は青春18切符を使う事。
一部誤解されていますが、
青春18切符は何才でも使えます。
一泊で帰って来られる場所の候補の中から
福島へ行く事にしました。
07:32 東京駅発常磐線
09:34 水戸着のりかえ(待ち時間31分)
10:05 水戸発
11:33 湯本着 (待ち時間27分)
12;00 湯本発 バス

インターバルがたびたびあってもお昼には福島につきました。
タイムスケジュールは例の鉄オタまかせです。
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考古に詳しいお客様から聞いていた
"天冠はにわ"のある、いわき市考古資料館へ。
ああ、これが天冠はにわかぁ、と歩み寄りつつ感動しかけていると、
同行の輩が、「あ!複製って書いてあります」
と言うので、あわてて感動する気持を取り下げました。
あぶない、あぶない。
館内にいらした方に簡単な質問をすると、
館長を呼んで下さって、
この埴輪を見に来たのですと話すと、
大変丁寧に展示物の説明をして下さいました。
現物は地元の高校に保管されていて、
文化祭の時にだけ公開されるのだそうです。
まさにふわっと風がおこって、冠の先の鈴が揺れた一瞬を表現していると言われています、
というご説明を聞き、
すゞやかな音が聞こえるような気がして
​レプリカでも無事感動できました。
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天冠はにわの出土した古墳の近くにある
三角文様の壁画のある中田横穴の写真が展示してあります。
大震災では遺構そのものは無事だったものの、
展観のために作られた建物が崩れ、今は見られないのだそうです。
画像は頂いた冊子より。

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伊豆ならんだの里/南禅寺

9/14/2018

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上原美術館のあとに、前から行きたかった
「伊豆ならんだの里ー河津平安の仏像展示館」に行きました、
駐車場に車を止め、階段を上りますが、
これが山登りと言える程の結構な上り坂。
ところが登ってみると上に車がとまってる。
伺うと、今まで何回か転落した車があるので
お勧めできませんとのことでした。
足腰が丈夫なうちにいらっしゃる事をお勧めします。
(お寺までの道は許可車両以外は進入禁止です)


展示館の手前にある南禅寺のお堂にあった仏像が展示されているのですが、
主にカヤ材を使用した9〜10世紀の平安前期〜中期の仏像が
ずらずらと展示されています。
なぜ、こんなさぶれた山寺に、、とおもいきや、
この地にはかつては那蘭陀寺(ならんだじ)という
七堂伽藍を備えた大寺があったという伝承があり、
2012年には境内から塑像の螺髪が出土したそうで、
更に古い歴史の可能性を思わせます。

受付にいらした方(もしかしたらご住職?)はたくさんの資料をくださり、
丁寧にご説明くださいました。

お寺や神社では必ずショップをチェックします。
南禅寺では手作りのらっきょうと梅干しがありました。
共に300円というお安さ。
うめぼしはまだ食べていませんが、
らっきょうがとてもおいしかったので、
梅干しもきっと美味しいに違いありません。
もっと買ってくればよかった。
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夏休みー上原美術館

8/29/2018

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夏休みは伊豆の別荘でのんびりいたしました。

​​と、いうのはもちろん冗談で、

ここは上原美術館の休憩ルームで、お茶やコーヒーもセルフサービスでいただけます。
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上原美術館の仏教館を入ると謎の近代仏像彫刻の大展示室があって圧倒されますが、
奥の展示室では「すがたうるわし」という平安を中心とした仏像と
ルドンなどを含む近代画の展覧会が開催されており、
近代館では近代絵画の秀作が展示されています。
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8月最後の日曜日でしたが、他に観覧者はおらず、贅沢すぎる時間と空間でした。

上原美術館→http://uehara-museum.or.jp/
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美術館のしおりより
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天津神社のおみくじ

6/27/2018

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昔、就職活動中におみくじを引いたら凶が出た衝撃以来、
ほとんどおみくじを引いた事がなかったのですが、
同行の友人の「凶がでたらそっから上がるばっかりだからいいじゃない。」
というポジティブなお言葉を受けて、なるほどと引いてみましたら
大吉でしたので、結ばずにお財布に入れておきました。

神社に行くまでは大回りをしたのですが、帰りは駅まで近道をして戻り、
​巡回バスでフォッサマグナミュージアムと長者ヶ原考古館に行きました。
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フォッサマグナミュージアム
​古代の海ケース

ところが、フォッサマグナミュージアムで眼鏡がない事に気付きました。
これから交換会があるのに、眼鏡がないと困ります。
神社に戻って探すと言うと友人は、私は横にいたから落としたらわかる、絶対神社じゃない、
神社に行ったらお昼の時間がなくなる、と執拗に説得されるのを振り払い、
一人神社に戻り、歩いた通りを歩き直しました。
駅からの遠回りの道をもう一度歩き、
奴奈川神社の前を再度回りましたがありません。
がっかりしながら、広い砂利敷きの境内をぼんやり見渡すと、
天津神社のお賽銭箱の石段から少し下がったあたりに、なにやら異物が。。
あったー! なくした事を思えば安い事なので、お礼にお賽銭を多めに追加して戻りました。
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友人に、大吉の運を使っちゃったね、と言われて、
ホントにそうだと思いながら、おみくじを見直すと、
"失せもの出がたし 下にあり” と書いてある!
中々見つからなかった眼鏡はまさに神社の下(もと)にありました。
予言的中です。​おみくじってやっぱりこわい。

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奴奈川神社

6/25/2018

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しばらくぶりの更新です。
遅くなりましたが青花の会にはたくさんの方にお出かけ頂きまして、ありがとうございました。
また大阪の地震で被害に遭われました方々にお見舞い申しあげます。
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旅する交換会が糸魚川で開催されたので、
前から行きたかった奴奈川神社を訪れました。
奴奈川(ぬなかわ)は翡翠を産出する姫川のことで、
奴奈川神社には奴奈川姫、すなわち翡翠の勾玉の女神が祀られています。


糸魚川には奴奈川神社がいくつもあると聞いていたので、
事前に糸魚川の観光課に電話して確認しました。
糸魚川駅から歩いてほどない神社は清々しく美しい佇まいです。
社の前の案内板は文字が流れて読めません。
でも、なんとなくこのお社に奴奈川姫がいらっしゃるような気がしない。。
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お社の後ろにまわってみると、大きな社に隠されるように小さなお社がありました。
なんの案内板もありませんでしたが、
奴奈川姫は絶対ここにいらっしゃる、と感じるお社です。
後で聞けば前の大きなお社は天津神社、天津神社の本殿の横に並ぶ小さなお社が
​奴奈川神社なのだそうです。
大国主との神話で有名な奴奈川姫は、翡翠の一大産地を治める女帝と考えられていますが、
かわいい女神像のせいか可憐なイメージがあり、小さな奴奈川神社はそのイメージどおりのお社でした。
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奴奈川姫神像(非公開)
「奴奈川姫とヒスイ文化」土田孝雄著 より複写

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清澄公園

3/29/2018

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お花見を兼ねた吟行に参加させて頂き、清澄庭園に行きました。
都指定名勝に指定されているだけあって、美しい。
荒廃していた庭地を岩崎弥太郎が買い取り、整備を重ねながら今の形になったのだそうです。

https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index033.html​
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近くの小名木川では船頭が舟を漕いで
花見客をのんびり運んでいました。

拙作披露
さざなみの川面(かわづら)未だ花を得ず
​水分けて櫂ひらひらと花の川

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偶然みつけた深川飯の老舗「みや古」。
のれんを入れ込むところを滑り込み、おいしいあさり飯を頂きました。

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吉野旅録(4) 水分神社

11/23/2017

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金峰山寺の山門脇にあるバス停でバスを待ち、
一気に旅の主眼の水分神社へ。
バスと言ってもワンボックスカー。
運転手さんのそばに座ったおじさんが
「すいぶん神社はどこでおりたらいいの?」
と尋ねています。
運転手さんは何度か「みくまり神社は、」
と言い直していましたが、
おじさんは​最後まですいぶん神社と言い続けていました。
よもや"水分"をみくまりと読むとは思いつきませんよね。
一つ手前の見晴らし台から、すいぶん神社がさほど遠くない事を確かめて、降りて行かれました。
私たちはバスを降りてから少しだけこの美しい道を降りて行きました。
道を掃いていらっしゃる人がいます。
​昨日の台風でたくさん落ち葉したのだそうです。
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まさに聖地といった趣きの水分神社。
姿が見えずとも確かに鎮座する神の存在を感じます。
中庭を囲む社は、匣のようでもあり、両手で抱くようでもあり、
そこにある"気”は、重くはないですが、動かずそこにある。。
そんな気持になります。
参拝者はほとんどいません。
見晴し台に行って来たおじさんが足早に一回りし、
写真を何枚か撮って出て行かれました。
そしてまた静かな空気が降りて来ます。
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修復のための寄付をするとお守りが頂けるということだったので、一口寄付をし、引き出しを開けてお守りの色を迷っていると、拝殿で書き物をしていた観光客だと思っていた方はどうやら宮司さんだったらしく、別の色のお守りと朱印を押した袋と、略記の冊子を持って来て下さいました。
道を掃いていたおばさんと交わした短い挨拶や宮司さんのご親切。こういうささやかな出来事は旅の大事な思い出となります。
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吉野旅録(3) 金峰山寺

11/11/2017

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ショートカットな奥駈を登ると、ほどなく総本山金峰山寺に着きました。
国宝仁王門は平成の大修理中です。
蔵王堂前も工事中感が漂う。
何度も焼失と再建が繰り返され、現在の建築は天正年間だそうです。
堂内で使われている柱を調達するのが困難だったらしく、
様々な種類が使われ、しかも曲がったままの物が使われていると聞きました。
木造の古建築としては東大寺に次ぐ規模だそうです。
この中に巨大な蔵王権現が祀られています。(通常非公開)
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見渡す吉野の山々。
​この山々を自由に行き交うには、確かにあれくらい大きな蔵王権現である必要があります。
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蔵王堂で蔵王香を買いました。
​パッケージがかっこいい。
​(つづく
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吉野旅録(2)

10/27/2017

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おかげ様でたくさんのお客様にお越し頂き、無事アートフェアを終える事ができました。
ありがとうございました
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いよいよ、いざ吉野へ。
車で回って下さるというありがたいお申し出をお断りし、
電車とバス、徒歩による、少々苦労する事を期待する方法を選びました。
同行の輩は"鉄オタ"なので旅程はよきにはからえの体。
彼女が乗り換え時間わずかの駅で、乗車券を電車に忘れてホームの端から端を猛ダッシュで往復した末、
乗車券はポケットにあった件、乗換駅の駅員が劇的に融通が利かず、
二人で激おこした件についての詳細は省きます。

​​車窓の吉野川。
​いくつもの無人にちかい駅舎を通ります。
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大きな駅舎の吉野駅。
​桜の頃には人であふれるのでしょう。

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吉野駅からはロープウエイに乗る予定。
シーズンオフとはいえ、閑散としているなぁ、と思ったら、
​まさかの本日運休。
駅で聞けば、今年の初めから運休しているのだそうです。
いきなり期待通りの苦労する吉野参りとなりました。
七曲がりという名前のだらだら上る道を行く予定でしたが、
途中にショートカットできそうな小径があります。
後からわかりましたが、これが本来の奥駈の道でした。

​つづく

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吉野旅録(1

9/25/2017

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吉野水分神社に行くために前日に奈良入りしました。
いつの間にか新築された春日大社宝物館では
「​神が遺(のこ)した秘宝ー春日大社は平安の正倉院」展が開催されていました。
倉庫のようだった宝物館がなつかしいですが、
蒔絵琴などは周辺をぐるりと回って見られたりして、ありがたい。
​夕暮れの猿沢池と鷺。目で見るより写真のほうがきれいかもしれません。つづく


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ナラハク

8/30/2017

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お盆に涼しい東京を後にして、
奈良京都へ行きました。
奈良博の源信展(〜9/3)には愛らしい即乗院の二十五菩薩なども
展示されていて充実した内容でしたが、
いつもながらついでに見る仏像館が圧倒的過ぎた。
今回は寄贈された垂涎の残欠のコレクションも展示されていて
十分すぎる拝観でした。
やっぱナラナラナラハク。
ただし、地元の方にナラハクと言っても通じません。
奈良では博物館と呼んでいらっしゃいます。
この呼び方が不思議とすぐに旧館を思い起こさせるので味わい深い。

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日光東照宮

8/21/2017

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日光東照宮、輪王寺に行きました。
前に行ったのは小学校の遠足です。子供心に「なんて悪趣味なんだ」と驚きましたが、
今回はそれなりに面白かった。
いつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」というのだそうですが、
確かに手抜きと隙の無い装飾は見飽きない、というよりは見きれない。
華々しさには外国のお寺に来たような錯覚さえ覚えますが、
修復された三猿や眠り猫は素直にかわいいです。
拝観料なしで入れる常行堂の五智阿弥陀如来は思いがけず素晴らしく、
本来歴史深い寺であることを思い出させてくれました。
平安末、重文です。rinnoji.or.jp/precincts/jyogyodo

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