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六田知弘氏の写真花徑5周年記念小冊子「探花抄」の写真を撮影して頂いた六田知弘氏は、朝日新聞社発行の「日本の国宝」シリーズなど、美術品や文化財の写真を数多く撮っておられます。
雲岡石窟 シロスの廻廊(スペイン) ●写真集
「ひかりの素足ーシェルパ」 株式会社アイピーシー発行 1990年
「ポリの肖像」 株式会社シングルカット発行 2000年●六田知弘さんのホームページ→http://muda-photo.com
和楽 「日本美、クローズアップ」取材感想ノート
小学館「和楽」2002年10月号〜2004年9月号まで、六田氏の写真による「日本美、クローズアップ」が連載されました。
担当の編集者の方も知り合いだった関係で、私も少々お手伝いさせて頂きました。
様々なところに同行させて頂き、大変貴重な経験となりました。
取材時に感じたことなどを書き留めてあります。
この金銅仏は謎の仏像です。那智山経塚出土といいますが、埋経は11世紀から始まるので7世紀前後のこの仏像は古過ぎるのです。古い仏像を経塚に埋納することもあったようですが、今では埋経とは別の供養が行われたと考えられている様です。しかし、出土はいずれも滝の近くで、滝に対してなんらかの思いがあった事は確かだと思います。仏教公伝前後の日本海沿岸地域には渡来仏が多く分布していて朝鮮半島からの渡来人が念持仏を持って来朝していたと考えられています。熊野も黄泉の国への入口であったと同時に渡来文化の入口でもあった所のようなので、この仏像も渡来人が持ってきたものなのではないでしょうか。滝(=自然崇拝=縄文文化=神)の元にあったこの仏像は、もしかしたら日本で一番最初の神仏融合の象徴なのかもしれません。
火祭は仁徳天皇5年に社殿を移した際、神々を神輿でお移しした神事から始まったといいますが、宮司さんは那智大社に移された十二所権現の御霊の、年に1回のお里帰りなのだとおっしゃっていました。
那智山中腹の大社前で、稚児舞や田楽などの神事が行われたあと、滝にみたてた扇神輿が大社から降りてきて滝の前で松明の火によって清められ、また大社に戻ってゆくという行事です。扇神輿が途中あたりまで降りて来ると、1の使い、2の使いという小さな松明が滝本から吸い上げられるように駆け上がっていきます。やがて滝の前の参道石段の途中で扇神輿と大松明が出会い、扇神輿と大松明がぐるぐると回りながら降り、その松明に激しくしぶきが吹き掛けられて、火はますます憤ったように燃え上がります。この火は浄めの火というより、滝の御霊そのものなのでしょう。
私は松明が倒れて来るのではないか、というような位置にいて非常に恐しく、六田さんに何をしに来てるんだ、とひんしゅくを買いましたが、体が震えるほどのあの恐ろしさは火が恐かったばかりではない、と思います。
しかしこのクライマックスはあっという間の出来事で、火はさっとどこかへいなくなり、あたりが明るくなって(なぜか松明が燃え盛っている時は回りが暗かった様な気がします)、何事もなかったかのように、滝前で静かに田植式という神事がおこなわれます。滝の前に並べられた扇神輿には新たな神霊が宿ったということなのだと思います。
山形赤湯温泉「山茱萸」(さんしゅゆ)
山形の赤湯温泉、「山茱萸」(さんしゅゆ)さんという、旅館に泊まりました。古い歴史の旅館ですが、ごく最近全面リニューアルなさったのです。とてもよかったのでここで御紹介させて頂きます。御家族でなさっていらっしゃって、皆さん古美術に造詣が深く、ラウンジや、感じのよいギャラリーにさりげなく古美術品が置いてあります。各部屋に露天風呂があり、部屋のリビングには大きなモニターがあって、DVDも貸して下さるし、大浴場の脇の最新式マッサージ機のある書庫には美術関係の本がずらりと並んでいて自由に閲覧できます。また、お料理がおいしい!皆様是非一度いらしてみて下さい。
ホームページ= http://sansyuyu.jp/ (ブログが人気です)
泊まったお部屋の露天風呂。掛け流しです。
旅館近くの安久津八幡の狛犬。硬貨の玉眼が妙に似合ってました。
画像をクリックすると拡大が像がご覧頂けます。
吉良修氏の木工
高知で木工の仕事をしている旧友の吉良修氏より、ホームページができたというお知らせが来ました。
東京でデザイナーをしていた氏は、今、高知で昔気質の職人となって製作しています。作品は元デザイナーらしくシンプルで都会的なものや、氏の性格を垣間見るような茶目っ気のあるものなど多彩です。注文製作にも応じるとのことです。どうぞホームページへお尋ね下さい。吉良修氏のホームページ→http://homepage3.nifty.com/kira1008/
美術館LINKS東京国立博物館・・・美しい現代建築の法隆寺館もお見逃しなく
http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=X00/processId=00
奈良国立博物館・・・ならならならはく
http://www.narahaku.go.jp/
京都国立博物館・・・さりげなくすごいものに出会えます
http://www.kyohaku.go.jp/
サントリー美術館・・・なにもかも、おしゃれです。
http://www.suntory.co.jp/sma/
ブリヂストン美術館・・・花徑から一番近い美術館です。
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/
静嘉堂文庫美術館・・・三菱、岩崎彌之助、小彌太父子による格調高いコレクション
http://www.seikado.or.jp/
三井記念美術館・・・となり町(日本橋)の美術館です
http://www.mitsui-museum.jp/
五島美術館・・・等々力渓谷に隣接、緑の中の美術館
http://www.gotoh-museum.or.jp/
日本民藝館・・・建物ごと素敵です
http://www.mingeikan.or.jp/home.html
永青文庫・・・細川家代々の宝物を展示
http://www.eiseibunko.com/
神奈川県立歴史博物館・・・興味深い企画展が多いです。
http://ch.kanagawa-museum.jp/
MIHO MUSEUM・・・信楽の山の中の超モダンな美術館
http://www.miho.or.jp/japanese/index.htm
白鶴美術館・・・ロケーション抜群、渋い所蔵品の数々
http://www.hakutsuru-museum.org/
香雪美術館・・・夢のように美しい稚児太子画をお持ちです
http://www.h3.dion.ne.jp/~kousetu/
旧白洲邸 武相荘 Buaiso・・・ショップのグッズも必見
http://www.buaiso.com/